筋肉痛とMikey Dread

bbb_tomo2004-03-01

前々から運動不足を痛感していたので、先週は何年かぶりにバスケットを試みてみる。なんだか脳の普段使われていないところが活性化された気がしつつ、予定通り重度の筋肉痛に。

久しぶりにバスケットしつつ、バスケってほんとに自分のポジショニングが大事なのねぇ…、とバテバテになりながら考えていました。「常に周りを見つつ、その時点での最良の効果を発揮するような位置取りをし、最良の行動をとる」。本当にシンプルなことなんだけど、やたら本ばかり読む生活が続いてたので、近視眼になってたなあと、つくづく。論文書くにしろ、音楽作るにしろ、自分の生き方にしろ、こういう位置取りの戦略が下手な自分はいかんなぁと自省。ゲーム・メーキングの中心になってるところから離れて「パスくれ〜、パス」といっててもだめだなぁ(あ、でもそういう位置取りがゲームの流れが変わったとたん、すごくポイント高い位置に代わることもありうるか…、ニッチみたいに、笑)。

まあ、ニッチもさっちも。筋肉痛を引きずりつつ、昨夜はClashのプロデュースでも有名なMikey Dreadのライブへ。土曜の夜だというのに人はいなくてわりと閑散とした感じで。もっと人気者なのかと思っていたので意外だった。レゲエのライブ行くのってよく考えてみればはじめてかも知んないけど、ちょうどその日ライブハウスのまん前の広場でレゲエバンドがたまたま演奏してて、なんか屋外の方が雰囲気いいなあなんて思ったり。

Mikeyのライブ自体は、たぶん11時半くらいから始まったんだけど、始まってもなかなか本人が出てこない…。インスト、ベーシストが歌う曲、キーボードが歌う曲をやって、しかもMCがMikeyの紹介をして、30分くらいしてやっと本人登場。「これがレゲエ・スタイルなのか…笑」とおもいつつ、黒の帽子に白いテカテカの革製スーツ着たMikeyをみて、う〜ん、おっさんやねぇ。まあ、Joe Strummerが亡くなったくらいだから、当然といやあ当然なのかなぁ。

曲はピースフルで結構ポップな楽曲が多い感じで、Clashとのコラボレーションでもやってた曲とかをやってました(曲名忘れた…すんません)。この曲の入ったCDがほしかったんだけど、ライブでしかやらないみたいでCD未収録。残念。ライブはたっぷり2時間くらいやって、Clashがらみということもあって、Subhumansのパッチつけてる年季入ってそうなパンクスもちらほら。Common Riderとかいける人なら多分気に入るんじゃないかな。

あとはやっぱりというか、煙が普段行くライブよりもモクモクしてて、いい感じ。ほんとに、「まったり」と時間の感覚なくなるようなライブで、あまりにもだらだらやりすぎたのか、帰るころにはますます閑散と。Mikeyがジャマイカなまりの人懐っこい英語で「ますますみんなが分け隔てられていっている…みんな一つだよな?」ってMC入れると、みんな「ヤー」って。なんか本物のグル(=導師)みたいで。自分は、「いや、うん。そりゃそうなんだろうけど、間(あいだ)が抜けすぎじゃないか…、マイキー」とか思いつつ、でもそこで「イェイ」といってしまわされてるところが彼のオーラというか、音楽の力なのかなあ、笑。

ウェブの世界からちょっと離れて精神・体力的に少し上向いた週末なのでした。

Mikey Dread: http://www.mikeydread.com/homex1.html