雑記(はてなとかウェブダイアリーとかの私的動機づけ)

ウェブをチラッとみて書き込んだりしてた自分がいざ日記を書いてみようと試みたもののある重要なことに気づく。書くべきことがない。読ませるべき人が分からない。みんないったいどこの誰に向けて何のために書いてるんだろう。(読んでもらい人が集まるタコツボはなくもないけど、なんか、それやってもねえ…)ウェブをはじめた当初から思ってたことだけど、日記となるとなおさらそれを強く実感。自慰のためならわざわざプライベートを垂れ流す必要なんてないし、差異化の自己呈示?どれもこれも50歩100歩のようで。みうらじゅんにアグリー。http://www.hotwired.co.jp/event/myboom/miura/index.html

こんなこと思いつつid:gyodaiさんがたまたまレスをくれたものに対し、文章書いてみたりしたけど、なんかウェブでのコミュニケーションのとりかたって性に合わんのかな。そんな時にid:gyodaiさんのリンクからいった増田さん(http://homepage3.nifty.com/MASUDA/rock/index.html)の文章見てフーッ。自分も「one of them」の仲間入りなのかしらん。

知的な目的を伴った議論(のふりをした発語)を,ある他人の関心を買うためにやる人がいる。というか,ある掲示板とかあるblogのような特定のweb空間にはそういった手合いを多く見ることができる。そして,そのような「群れ」を見るにつけさもしいと思う。一方で,自分の中にそのような感覚がまったくないとも言い切れないところがあり一方的に断罪するにも躊躇する。というか,ガクシャ業の動機の半分はそんな「功名心」から出来ているんじゃなかったか…。
 いやそれはいいんだけど,「特定の誰かの関心を惹くための発言」を特定の場所でためらいもなく繰り返す人々を見ると,なんというか,さもしい気分と同時に寂しくなってくるのだ。オレはそういった連中と友達になりたくない,とかつてのRCサクセションが歌ったのと同様に。で,つい「動物化」とか言ってしまいたくなったりもする(笑)

自分もウェブ見ててだる〜っと思うことをスパッと切って下さってるので同調するのは楽なのだけど、この批判自体が、「オレはやつらと違う」という差異化による自己顕示欲の現れに違いないし、それが彼のいう「自分の中にそのような感覚がまったくないとも言い切れない」ということなのか…。逃げ場なしっすね。

言葉にしろ、音楽にしろ自分が出したモノを他人に見せたいという欲望は何なんでしょうな。自己顕示は悪なのでござるかな?